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三明町のお家(狭小地の木造3階建て)の外観

建築士の家づくりノート

Column

コラム

大阪の狭小地で3階建てを建てる前に、知っておきたい3つのこと

執筆:西村工務店 設計部(一級建築士)【仮】

大阪市内は土地が限られていて、狭小地に3階建てを計画される方も少なくありません。ただ、法律上は建てられる土地でも、実際に計画してみると思わぬ制限にぶつかることがあります。

これまで多くの狭小地・変形地で住まいをかたちにしてきた建築士として、土地を決める前に確かめておきたいことを3つにまとめました。

01道路斜線で、3階の天井が低くなることがある

「この土地なら3階建ても建てられますよ」と言われて購入した土地で、道路斜線の制限のために、ふつうよりかなり天井の低い3階建てになってしまった例があります。

道路斜線は、前面道路の幅などに応じて、建物の高さを斜めに制限するルールです。狭小地では建物を道路側いっぱいに建てることが多く、3階や屋根の形に大きく影響します。土地を決める前に、3階の天井の高さまで含めた簡単なプランで確かめておくと安心です。

02駐車スペースと耐震等級は、ぶつかることがある

「車2台、止められます」と言われた土地で2台分の駐車スペースをとった結果、建物を支える耐震壁の量が足りず、耐震等級1になってしまった例もあります。

1階を広く開けるほど、地震に耐える壁は少なくなります。西村工務店では全棟で構造計算を行い、耐震等級3を基本にしています(間取りによっては2になる場合があります)。駐車スペースと耐震の性能は、最初から一緒に考えることが大切です。

三明町のお家の室内
三明町のお家(大阪市阿倍野区)。狭小地に建つ木造3階建て・約95㎡、耐震等級3・耐震&制震構造。

03建物の幅は、
隣の家との離れで決まる

「建物の幅は4,550mmまで大丈夫。4LDKにできますよ」と言われても、その幅で計画すると隣の家との離れが少なすぎて、将来のメンテナンスやエアコンの室外機の設置が難しくなることがあります。この例では、幅を小さくして3LDKにしました。

図面の上で入るかどうかだけでなく、建てたあとに外壁を直せるか、設備を置けるかまで考えて、建物の幅を決めます。

04まとめ:土地を決める前に、建築士へ

狭い土地には、狭さに目を向けるのではなく、その土地ならではの良さがあります。ただし、その良さを活かすには、法律・構造・メンテナンスまで見渡したうえでの計画が欠かせません。

西村工務店は、設計事務所・工務店・不動産の知識をあわせ持つ建築士の会社です。土地を決める前のご相談からお手伝いしますので、気になる土地があれば、図面や資料がなくてもお気軽にお聞かせください。

※コラムのサンプルです。内容は、いまのサイトに掲載されている事例と考え方をもとに作成しています。

あたたかい明かりの灯る木の家の玄関

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